1カ国目 韓国
10/5
出国の朝。
前日まで重要書類の整理や溢れたパッキングの実家返送が終わらず大阪のマンガ喫茶で3時半まで奮闘。
夏休みの宿題を新学期初日の朝までやっていた日々を思い出す。
あの頃から僕は何も変わっていません。
意地で早朝アラームに頼りながら仮眠から起床。
ぼけぼけで乗り換え違いなどもありながら関西空港へ到着。
空港でやらなければいけないタスク
・電話番号あずけ→電話で15分
・外貨への両替→両替所で5分
・FBで出発報告→機内でやろうと思ったらno wi-fiで失敗
もほぼほぼ順調に終え、ついに出国の時。
韓国が近いからなのか自分が歳をとったからなのか4年ぶりの海外にも関わらず
ほとんど何も感情の揺らめきが無いのが悲しい。
2時間ほどで仁川空港に到着し、予約したゲストハウスのある地下鉄イテウォン駅まで移動。この日はゲストハウス到着→友達と合流してソウル観光→夜から留学時代の友達と飲み会の予定。
しかし到着駅で切符をなくし、駅員さんに相談。
自分「すいません、この駅で切符をなくしてしまったんです。。」
駅員さん「あら〜、じゃあもう一回料金払わないとあかんわ(英語)」
自分「それはぜんぜんオッケーなので、払います」
駅員さん「ん〜、ほんとは僕にお金払わないといけないんだけど…いいよ!通って!」
自分「!?」
ということでご好意で買い直し免除してもらいました
韓国の人、なんて優しいんだ。。。一気に韓国の人を見る目が好意的になった。
外国の人にとっては初めて見るその国の人が国の印象を決めることも往々にしてあること。外国を渡る自分も、日本で外国の人を迎える自分としても日本を好きになってもらえるよう振る舞いを正そうと感じた。
イテウォンで無事ゲストハウスにチェックインし、アメリカ留学時代でハウスメイトだったテサと合流!そのまま1時間ほど歩いてソウルの名物でもあるナムサンタワーにハイキング。
韓国は中国の工業地帯から来る大気汚染に悩まされているそうで、電波塔であるナムサンタワーが大気の汚染状態をライトの変化で表すそう。
ニュースをチェックしても、韓国政府と中国政府の具体的な対策実行はなされてないみたいで、普通にかわいそうよね韓国の人。
その後、街を見下ろしながら北朝鮮の話やソウル市内の暮らしなどを聞きながら飲み会へ向かう。
ソウル市内はほんとに坂が多く、足腰にかなりの負担が。。笑
そのせいか韓国人は強靭な体幹を持っており、バスの中でもグラグラしてるのは自分だけだった。
飲み会で留学時代の友達のファンタ・キラ・ジャックと合流。
余談だが、留学をする韓国人はよく自分用にイングリッシュネームを作っていて、彼らの名前もほとんどイングリッシュネーム。
韓国の名前は外国人にとっては識別しづらく、覚えやすいかつ呼びやすい名前にするためだ。
留学時代と変わらずがんがん飲む韓国人。
以前は友達同士でも年上をかなり敬う雰囲気があったが、最近はその風潮も薄らいでいるみたいだ。
昔話に花を咲かせながら旅の1日目は更けていった。